ペーパーコードのダイニングチェア。
座面がほつれたり、切れてしまったので今度は布に張替ました。
とはいえ元々ペーパーコードの座面用に作られた椅子なので
綺麗に仕上るのはなかなか大変です。
外観をなるべく変えずに、でも布に変えても座りやすくなるように。
布の柄も椅子にピッタリで綺麗に仕上がりました。
同じ素材で張り替えるのではなく、ちょっと違った素材で雰囲気を替えた修理の一例でした。
河内長野店 柳原
家具の富士・COBO FUJI スタッフがつづる、家具に関する「気づき」のコーナーです!
ペーパーコードのダイニングチェア。
座面がほつれたり、切れてしまったので今度は布に張替ました。
とはいえ元々ペーパーコードの座面用に作られた椅子なので
綺麗に仕上るのはなかなか大変です。
外観をなるべく変えずに、でも布に変えても座りやすくなるように。
布の柄も椅子にピッタリで綺麗に仕上がりました。
同じ素材で張り替えるのではなく、ちょっと違った素材で雰囲気を替えた修理の一例でした。
河内長野店 柳原
満開になった桜も風に吹かれて散りつつあります。
家具の富士東京店の前面ガラス窓には「がんばれ東北」「立ち上がれ東京」の文字が張ってありますが
吉祥寺の街ではあまり見受けられないこともあり、通る人達に好印象を与えてるようです。
特に去る3月19日~27日まで大感謝祭を開催していました。
皆様のご協力により家具の富士では収益金から50万円を被災地に寄付させて頂く事が出来ました。有難うございました。
いつもお客様に喜んで頂ける富士を目指します。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
東京店 押見
少し前になりますが、テレビボードと両面使いのデスクをリメイクさせて頂きました。
テレビボードは上下で分割、奥行きを同じ寸法に合わせました。
並べても使えますし、別々に使うこともできます。
台輪の面形状も同じように作っているので並べた時の違和感もありません。
外観は変わりませんが、下台の両サイドはCD専用の抽斗だったのを使い易いように開き戸に変更しています。
これでDVDも収納できるようになりました。
デスクは両面使いをやめて、2つに分割。
パソコンデスクと、プリンターなどを収納するBOXにリメイク。
こちらも幅や高さを揃えて、天板は部材をそのまま使っています。
並べても使えて、分けても使える。
デスクの左右どちらにも置けるので模様替えの際にも便利になりました。
河内長野店 柳原
あけましておめでとうございます!!
これまでにご利用いただきました皆様、大切な家具のお修理をご依頼いただきまことにありがとうございました。
これからもどうか末永く、お付き合い下さいますよう宜しくお願いいたします。
まだCOBOをご利用いただいたことがない皆様にも、お店やホームページで…これからもっともっと家具修理の魅力をお伝えできるよう、日々精進してまいります。
COBO富士は本日より営業をスタートしました。
本年もよろしくお願いします。
末筆ではありますが…2011年が皆様にとって良い一年でありますように!
(O)
リビングに並ぶ家具のなかでひときわ大きく、主役級の存在感を漂わせている
”ソファ”!
生地の面積が広いから、選ぶ色柄によって雰囲気が変わりそうだし…
張替えたいんだけどなんかイマイチ、ピンと来ないというか難しそう。。
ホームページの写真を見比べたり、お店で布見本を見るだけじゃなかなかイメージをつかみにくいものです。
そんなときはぜひ、富士のスタッフをお家に呼んでください!
家具を選ぶとき一番気になるのは”お部屋の雰囲気と合うか”どうか…ですよね!
だったら、ソファの生地もお家で選ぶのがイチバン!!
インテリアのことならおまかせ!お修理だけではなく、家具のオーダーからお家のリフォームまでを扱う富士スタッフが直接お伺いしますので、どうぞご安心を。
張り地についてのアドバイスはもちろん、そのほかお部屋でお困りのことがあれば何でもご相談ください!
上の写真の素敵なソファも、そんな出張見積りで生地を選んでいただいたもの。
最後の最後まで悩まれて、やっと決まったブルーのストライプは、本当にお部屋の雰囲気にピッタリ!
「この布にしてよかったわ!」とのお声に、お手伝いさせていただいた私たちも思わずガッツポーズでした(心の中で…ですけどね)!
▼出張見積りについてはこちらをご参照ください▼
http://kagusyuri.com/kagusyuri_form_syuttyou.htm
◇お見積のご依頼は フリーダイヤル 0120-704-099 でも受付けております◇
(O)
先週末仕上がったばかりのお修理のなかから、張替えでとってもかわいく変身した椅子たちをご紹介します。
上の写真は1脚ずつ生地を変えて張替えた椅子たち。
クラシックなデザインのフレームに合わせて選んだ生地がお似合いです!
赤から紫の同系色でまとめているので、3脚並んでもしっくり絵になる仕上がりに。
下の写真は、同じ無地の生地を色違いで2脚ずつ張替えたもの。
無地の生地でも、2色使いで個性を感じる仕上がりになりました!
どちらの椅子も、お家に帰ってからの姿をぜひ見てみたいものです!!
ちょっとイメージを変えてみたいとき
生地選びに迷ってしまって、あれもこれも捨てがたい…なんてときには
思い切って色や柄を変えてみる、欲ばりコーディネイトもアリなのです!
▼椅子の張替え・実用例はこちらからご覧下さい▼
http://www.kagusyuri.com/kagusyuri_repair.htm
(O)
先日、6月よりこのCOBOブログでもお伝えしてまいりました講堂椅子の最終納品に行ってまいりました。
神戸にある女子校の講堂で使われているこの椅子たち。
実は昨年の夏からお修理をさせていただいていて、今年が2年目の長いお付き合いなのです。
COBOにずらっと並んだこの椅子たちとお別れかと思うと少しさびしいような…
昨年と合わせて計250本あまりの大仕事。
今年は椅子張り工房としてリニューアルしたばかりの河内長野店との共同作業で、私たちにとっても新しい試みがいっぱいのお修理でした。
大切なお椅子の修理をご依頼いただき、ありがとうございました。
これからもたくさんの生徒たちの成長を見守って、素敵な時間を重ねていってくださいね。
(O)
長らくご無沙汰いたしておりました。
先日8月27日、COBOで開いた一日だけの手作り教室”とけいをつくろう”。
本日はその模様をお届けしたいと思います。
夏休みを過ごすお子様を対象にした今回のイベント。
連日の猛暑にもれず暑い一日でしたが、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
家具を作るときにはたくさんの木っ端(”こっぱ”と読みます…読んで字のごとく、木の切れ端のこと)が出ます。
丸や四角や、平べったいものに、棒のようなもの…木の種類もさまざま。
たくさんの木っ端のなかから好きなかたちを選んで、ボンドでペタペタと貼りつけて自分だけのオリジナル時計を作ろうというこの企画。
「貝がら、ちゃんと付くかなぁ…」 「できたぁ!」
積木のお城みたい!な時計や、ちょこんととまったトンボがかわいい時計など…みんなみんなそれぞれの個性がいっぱいのオリジナル時計が出来上がりました!
実は私たち、今回はじめて先生をさせていただいてドキドキしっぱなし…反対にみんなの笑顔からたくさんの元気をもらってしまいました。
この元気を糧にして、これからも楽しい企画をお届けできるように精進してまいります!
ご参加いただいた皆様には感謝を、今回ご参加いただけなかった皆様も次回を楽しみにお待ち下さい!
(O)
COBO BLOGでは普段、”古いもの”を”新しい”頃のように直すことについてお話していますが…
今日は”新しいもの”を”古く”見せるアンティーク塗装についてのお話。
COBOのお修理の中でも多い、家具の再塗装。
ひとくちに再塗装といっても、やってくる家具たちの色や素材は十人(?)十色…
それぞれに違うもの。
お修理の場面で一台ごとに元の色と合わせた塗料を作ることに慣れているから、オーダーメイドでお客様のイメージに合わせたお色を作ることも出来るんです!
もちろん、アンティーク塗装だって大得意!
こちらは、つい先日納品させていただいたダイニングチェア。
お店で展示されていたのは、クラシックな雰囲気のダークブラウンでしたが、無塗装の状態から…
じゃじゃん!アンティーク調のホワイトに大変身!!
アンティーク調チェアが出来るまでを追ってみましょう。
1.キレイに塗料がのるよう下地を整えて(…お化粧と同じ!)白く塗装します。
2.日に焼けたような微妙な色合いを出すために薄くブラウンの塗料を重ねます。
3.せっかく塗った塗料をサンドペーパーでゴシゴシ…これはアンティークの雰囲気に近づけるために必要な作業。
使い込むうちに塗料が剥がれたように見せるための演出です。
最後にコーティングをして完成!
新しいけれど、味があるチェアが出来上がりました。
絵を描くように、色を重ねながら少しずつイメージに近付けていく作業。
これはまだまだほんの一例…塗装の世界は奥が深い!です。
(O)
座面の高さや奥行など椅子選びのポイントは色々ありますが、椅子の座り心地を決めるのはなんといってもその中身!
普段はなかなか見ることが出来ませんが、とっても複雑に出来ています。
そんな椅子の中身をお伝えするべく、本日はソファを張替え中のCOBOにお邪魔しました。
こちらは昭和30~40年頃のものと思われる、古い日本製のソファ。
表の張り地を剥がすと、何層にもなったクッション部分が出てきます。
今では硬さが違うウレタンフォームを重ねて作る方法が一般的ですが、このソファが作られた頃はまだまだ昔ながらの天然素材をクッション材に使っていました。
なかでも詰め物として使われている椰子の実の繊維はヘタリがなく、張替えるときにほぐしてあげればまた何十年も使えるもの。
こうした素材をバネを張った上から重ねていき、座り心地をよくするために一番上には綿を張ります。材料を張り込んでいくのは釘!こちらも今ではあまり使われていません。
この製法は、椅子張りの国家試験でも課題になっていたそうで…当時の職人さんたちはよく仕事のあとに練習をしたんだそうです。
目に見える部分だけでは伝わりにくいですが、しっかりした技術と素材に支えられているんですね!
長い時間を一緒に過ごしてくたくたボロボロになってしまっても…張替えれば新品の頃のような座り心地に。
椅子の中身のお話、次回に続きます。
(O)