お母様が使われていた鏡台を、使い始めた当時の状態に再生したい…というご依頼を受けたのはちょうど5月の半ば、1ヶ月ほど前のこと。
お母様が大切に使われていた鏡台を、昔のままの姿でプレゼントしたいというご希望でした。
まずはバラバラになってしまった本体と鏡の部分を組み直し。
ミラーの裏板を交換するために剥がすと、そこには使い始めた当時のままの色が残っていました。
再塗装は、この裏板の色と修理前の写真を参考にして慎重に…少しづつ、元の姿に近付けていきます。
「プレゼントするものだから、表から見えない部分までキレイに!」という塗装職人・三本氏のこだわりで、引出しの中もお掃除。
汚れを落とすと、当時のままの(想像ですが…)鮮やかな色がよみがえりました!
COBOスタッフも納得の仕上がりに、ご依頼主の息子さんも喜んでくださったそうで何より…お母様の喜ぶお顔もぜひ拝見したいものです。
大切な思い出の再生・そしてまたひとつ新しい思い出をつくるお手伝いをさせていただき、ありがとうございました!
(O)